減量期を乗り切るためのチートデイとは?|摂取カロリーや頻度を徹底解説!



今回は、ダイエットなどの減量期に脂肪が落ちにくくなる停滞期を乗り切るためのチートデイを、解説します。

当記事では、チートデイのメリット、注意点について解説します。
効果的に痩せたい人は是非、参考にしてみてください。

チートデイとは

チートとは「だます・あざむく」という意味がある。

減量中のチートデイというと、好きな物を沢山食べてストレスを解消するというイメージも強いと想います。

しかし、チートデイには、もう一つ大切な目的があります。

肝臓のグリコーゲンを補充して、代謝を上げることです。

減量期に摂取カロリーを抑えていると、体が低カロリーの状態に適応して、代謝が下がり、体脂肪が落ちにくくなってしまいます。

このような場合には一度、チートデイで摂取カロリーを増やして、肝臓のグリコーゲンを満たします。

そうすることで、飢餓状態を防ごうとする体を騙して、代謝を上げても良いと思わせ、より消費しやすい環境を作ることができます。

そのためには、糖質が多い食品を摂取してグリコーゲンを満たさなければ、チートデイの意味がありません。

チートデイのメリット

チートデイでは減量期の食事と比べて、糖質やカロリーが高いものを沢山食べます。

そうすると罪悪感を覚えてしまう方もいらっしゃると思いますが、チートデイは、停滞期を乗り切ためには大切です。

正しいやり方で行えば、沢山のメリットがあるので積極的に取り入れてみてください。

チートデイのメリット1:代謝の低下を防ぐ

低カロリーの食事をしていると、体が少ないカロリーで対応できるようになります。そうすると基礎代謝が低下してしまい、体重が落ちなくなってしまいます。

基礎代謝を上げるために必要なことは、肝臓のグリコーゲンを満たすことです。

そのためには、糖質が多い食品を摂取することで、肝臓のグリコーゲンを満たし、代謝が上がり、停滞期から抜け出し、痩せやすくなります。

チートデイのメリット2:ストレス解消になる

減量期では、カロリーを抑えた食事制限を行います。その期間が長ければ長いほど、ストレスが溜まってしまいます。

ストレスを感じるとコルチゾールというストレスホルモンが分泌され、成長ホルモンが抑制されます。

ストレスを解消するためにもチートデイを取り入れましょう。

私の場合は下記のようにチートデイを取り入れて、ストレス解消をしています。

友人や家族の集まりなどの日にチートデイを合わせる事で、気兼ねなく、食事を楽しんでいます。
また、チートデイがある事で、チートデイまで残り何日というように、減量を頑張ることができます。

チートデイのやり方

チートデイには好きなものを食べることができますが、チートデイの目的を忘れてはいけません。

チートデイの目的は、肝臓のグリコーゲンを満たすことです。

高脂質、低炭水化物の食品ばかり食べてしまうと、ストレスは解消できますが、チートデイの目的を達成することはできません。

そこでチートデイの正しいやり方を3つ解説します。

チートデイを入れるタイミング

チートデイを取り入れるのは、停滞期に入った時です。

順調に体重が減っている時にチートデイを行うのは、あまり効果がないといわれているので、行わない方がいいです。

その他、チートデイを入れるタイミングは、

①トレーニング中のパンプ感がいつもより弱くなった時
②体温が、平熱よりも0.2〜0.3度低い時(体温で判断する場合には、毎日体温を測るようにしましょう。)
 

チートデイの糖質の摂取量

チートデイ中の糖質の摂取量の目安は、体重×10〜12gです。

意外と糖質の摂取量は多いです。

高脂質のものを優先的に食べてしまうと、糖質の目標量を摂取することができなくなってしまいます。

チートデイにおすすめの食べ物

チートデイでは、高炭水化物の食品を摂取する必要があります。

チートデイにおすすめの食べ物:①お寿司

お寿司は炭水化物とタンパク質を効率よく摂取することができるので、おすすめです。

チートデイにおすすめの食べ物:②うどん

うどんも炭水化物を効率的に摂取することができるので、おすすめです。

チートデイにおすすめの食べ物:③和菓子

大福やおはぎなどの和菓子は低脂質、高炭水化物なので、チートデイにはおすすめの食品です。

チートデイの注意点

チートデイの目的は、糖質をしっかり摂ってグリコーゲンを増やすことです。

その為には、食事だけでなく、トレーニングや飲酒など注意しなければならないことがあります。

運動は休む

チートデイは肝臓にグリコーゲンを蓄えることが重要です。

せっかくチートデイで、グリコーゲンに糖質を蓄えたのに運動してしまうと、せっかく摂取した糖質がエネルギーとして使われてしまう。

その代わり、次の日のトレーニングは高強度で行うようにしましょう。

中途半端なカロリーは摂取しない

チートデイでは、中途半端にカロリーを摂取するのではなく、目標の糖質量を摂取できるようにしましょう。

減量中より少し多い食事では、中途半端なカロリーになってしまいチートデイを行う意味がありません。

逆に体重を増やしてしまう可能性もあります。

前章で解説したように、体重×10〜12gの糖質を摂取できるようにしましょう。

大量の飲酒は避ける

チートデイに、飲酒をしたいという方もいらっしゃると思います。

チートデイの効果を損なわない程度の飲酒であれば問題ありませんが、次の日にもアルコールが残るような大量の飲酒は避けるようにしましょう。

大量の飲酒をすると、脂肪の分解に必要な栄養素がアルコールの分解に消費されてしまうので、飲み過ぎは注意しましょう。

まとめ

減量期に摂取カロリーを抑えると、体が低カロリーの状態に適応して代謝を下げてしまい、脂肪が落ちにくくなる、これを停滞期というが、この停滞期を防ぐのがチートデイだ。

チートデイでは、糖質を多く摂取し、脳をだまして、代謝を下げないようにする

また、チートデイは、1〜2週間のペースで行うため、食事制限で溜まったストレスを解消することができる。

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